ブラジルの中のフランス(サンルイ:ブラジル)

Category: 謎3rd 南米編

2008.08.08(金)

 ここサンルイに到着したのは昨日。

 このサンルイはブラジルの中で唯一フランス人によって築かれた街並が残る場所だ。


 フランス・・・


 周知の事実だと思うが私にとって生まれて初めての海外は「フランスのパリ」、まあファーストミッション以前の「プレ・ミッション時代」の事ではあるが私にとって言わば海外ミッションの母体とも言える場所がフランスである。

 そして私の最終目的地はドイツの首都ベルリン。

 そうなると私の旅行とは「パリ発ベルリンのヨーロッパでの旅」というのが極く妥当な所だろう。



 ちょっと話がそれたがいずれにしても私にとってフランスとは最初に踏みしめた海外の大地、実際はトランジットしたモスクワの国際空港だったということは置いておいてもブラジルにそのフランスを感じさせる場所がある。

 それだけで訪れてみる価値があるではないだろうか!

 そしてこのサンルイの街は近年「復興プロジェクト」により建物や道路が修復され、さびれていた植民地時代の街並を甦らせたという事なのである・・・



 中でも意匠とりどりのヨーロッパ式のタイルが売りらしい・・・




 フランスの香りに綺麗な街並・・・

 私は早速街に繰り出してみることにした・・・


 安宿のすぐ前にあるカルモ教会と壁にペイントされたビル。ここはまだ新市街



 早速目に付いたのが信号機、これもタイル風に装飾されている・・・





 うーむ・・・


 復興プロジェクトとやら・・・


 中々やるではないか・・・



 たかだか信号機にすら「売りのタイル」とは・・・







 これは・・・


 街並も期待できるだろう・・・



 そしていよいよ旧市街に突入・・・










 「・・・」





 「・・・・・・」





 「何かの見間違い??」







 「復興されたのか?これが??」






 まあいい、ここは旧市街と言っても外縁部だ。街の中心に行けば・・・




 中心にある通りのひとつ、街並が綺麗ということで有名なポルトガル通りは・・・






 「・・・」




 「・・・・・・」





 ここはよく見てみよう・・・






 なんかボロいぞ・・・


 それに・・・








 「・・・」




 「修復・・・したのか?これで・・・??」




 売り物のタイル博物館ぐらいはきちんと修復してみようよ・・・




 ここに至っては、”もはや論外”と言ってもいいだろう・・・





 そして石畳は・・・・??








 「・・・」






 「・・・・・・・」







 「甦ってねえじゃん・・・・・」









 こんなことやってる場合じゃねえだろう・・・


 こんなこと・・・








 しかし・・・街の中心部ですらこの程度とは・・・





 サンルイ・・・



 プロジェクトによって復興された街・・・




 私はこう断言することが出来るだろう・・・






 「復興プロジェクト・・・」







 「失敗っ!!」





 そして






 「残念っ!!」






 と・・・






 ちなみにこれはセー教会。



 そして夜のポルトガル通り。一見情緒的に見えるが手前の建物の壁からしてペンキが剥がれている。






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